ながおかドキドキ通信


         長岡週末ガイド

 陸上競技(3日、小学生陸上競技大会/陸上競技場)▽サッカー(2日、中越地区スポーツ少年団交流大会/河川公園)▽卓球(3日、夏季市民卓球大会/市民体育館)▽ソフトテニス(3日、夏季ソフトテニスミックス/希望が丘)▽軟式野球(2.3日、スポーツ少年団軟式野球B大会/スポーツ広場)▽バレーボール(2日、ワンバウンドバレー/市民体育館)▽合気道(3日、市民体育祭合気会演武大会/市民体育館)▽花と緑の教室「アイ(藍)」の生葉染め座の楽しみ方(2日/緑花センター)▽映画祭(3日/中之島文化センター)▽アロマセラピー講座(3日/国営越後丘陵公園花と緑の館)▽ちまきづくり(3日/同公園里山体験工房かたくり)▽プラネタリウム七夕無料開放「夏のせいざ」(3日/青少年文化センター)
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       僕らは未来の゛名選手゛ 
       スポーツの基本を学ぼう(川崎こどもスポーツクラブ)

 コーチの指導で遊んでいるのか、それとも何かの準備運動だろうか=写真この光景は(財)長岡市体育協会が今年度から取り組んだ「こどもスポーツクラブ」のレッスンの一こま。男女とも小学1年生から同4年生を対象に走る、跳ぶ、投げるなど総合的な動きづくりとスポーツの土台づくりにと始まった「こどもスポーツクラブ」(スポーツ幼年団)だ。今年度は川崎東小体育館を会場に同小学校と川崎小の児童が毎週火曜日の午後5時半から同6時半まで体育協会派遣のコーチから野球やバレーボールなど本格的な種目に参入するための幼児期のプレスポーツに親しんでいる。
 現在の小学校生のスポーツは大概がスポーツ少年団に所属し、種目も低年齢から単一種目に固定。さらに強い勝利至上主義のもとで選手はオーバーワークによるスポーツ障害などを引き起こしている。小学生期はゴールデンエイジといわれ神経系が伸びる時期といわれ、種目の単一化、固定化をさけて多種多様な運動やスポーツの経験から子どもたちの可能性を広げ伸ばしてゆくことに主眼を置いたクラブ運営。
 川崎こどもスポーツクラブは来年3月までをⅢ期に分けて器械体操、野球、バスケットボールなどの種目の基礎をレッスンしている。「スイミングスクールに通っています。冬場はほとんど家の中でゲーム。Ⅲ期で3900円という費用も負担にならないので通わせました」と30歳代のおかあさん。「川崎小の3年生です。サッカーをやっていますがこのクラブも楽しい」と男子児童はコーチの指導で目いっぱいトレーニングに体を動かしていた。同クラブは途中入会も受け付けている
。【問い合わせ】0258(34)2130、長岡市体育協会。
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     小説「光る砂漠」−夭折の詩人矢澤宰の生涯ー
              栃尾高校の校長室
 栃尾高校の校長室の応接椅子には入り口を背に校長と教頭が腰かけている。長椅子には遠間先生が腰掛けている。
「分かりました。今まで養護学校から病院の退院見込みということで受験を許可した例はありませんでした。お話を聞けばその生徒さんは高校進学に相当強い希望をもたれているご様子。我々としましてもその生徒さんの希望を最大限尊重して願書は受け付けます。教頭先生それでいいですよね」と校長は宰の栃尾高校への受験を許可した。教頭も校長の英断に満足げな表情を浮かべる。「ありがとうございました。矢澤本人も喜ぶと同時に病気もさらに快方へむかうでしょう」と遠間先生もうれしそうな表情で2人にお礼を述べた。
 願書を受け付けてもらい栃尾高校の職員玄関から帰路につこうとする遠間先生。職員玄関では校長と教頭が遠間先生を見送っている。「遠間先生。願書は確かに受け取りましたから矢澤君に頑張って是非、ウチの学校に合格するよう伝えて下さい。頼みましたよ」と校長は遠間先生に宰へのメッセージを託した。「分かりました。色々とご配慮ありがとうございます。帰ったら矢澤に校長先生の熱いメッセージを伝えます」と遠間先生も久々に心が燃えた仕事をこなしてか意気揚々と栃尾高校を後にした。

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      アルビBC前期最終戦飾れず!
VS群馬(27日、悠久山球場)

【試合前、一塁側スタンドへサインボールを投げ込むアルビBC橋上監督。背番号78】
 晴れそうで晴れない梅雨空に覆われている長岡市の天候。前日(26日)雨で中止となったBCリーグ新潟アルビレックスBC群馬ダイヤモンドペガサスの前期最終戦(無料試合)が27日、悠久山球場で行われた。
 7月2日には後期の開幕が控えるBCリーグ信越地区。一方、試合会場となった悠久山球場も7月からは来季のリュニーアルオープンに向けて改修工事入ることから今シーズン同球場で行われる公式試合は事実上、最後の試合となった。同球場は来季スコアボードに磁気反転式を採用。選手、野球関係者らの永年の夢だった手動式スコアボードから近代的なハイテク機能を満載したスコアボードに一新。トイレ、選手控え室なども改修されより大リーグアメリカナイズされた球場として生まれ変わる。
 両チームとも後期の日程が迫っていることなどから27日の開催を前日夜に決定。小雨決行、無料試合の開催が一部新聞で報道されたものの観客の入りはイマイチ。試合も群馬に4ー5の惜敗だったが、それでもライトスタンドに張られた「ありがとう悠久山球場」の横断幕を手にして全選手が今ではもう珍しくなったクラシカルな手動式スコアボードをバックにした記念撮影時には一塁側を埋めた熱心なアルビファンから「来季こそ優勝だ!」のアットホームな声援が送られていた。

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      長岡週末ガイド

 ▽サッカー(25、26日、スポ少交流大会/河川公園サッカー場、25日、Uー10長岡チャンピオンズカップ/第2スポーツ広場)▽テニス(26日、日本スポーツマスターズ県予選会/希望が丘、26日、オオミヤ杯長岡シングルス/同)▽バドミントン(26日、宝楼閣バドミントン/栃尾体育館)▽ソフトボール(26日、市民体育祭/河川公園ほか)▽バレーボール(26日、全日本6人制バレーボールクラブカップ選手権県予選会/みしま体育館)▽川口探鳥会(26日/川口ポンプ場前)▽越路の豪農長谷川家所蔵資料展(25日〜)▽映画会(26日/中央図書館)▽おはなしぽんっ!人形劇スペシャル(25日/西地域図書館)▽おはなしひろば(26日/中之島地域図書館)▽長岡ふるさと民話の語り〜あったてんがな〜(26日/国営越後丘陵公園里山管理事務所)▽越路ほたるまつり(25日/塚山南部地域体育センター)▽みしまの蛍をそ〜っと見に行こう!(25日/住乃井酒造脇市道)

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   小説「光る砂漠」−夭折の詩人矢澤宰の生涯ー
             三條養護学校の教室  
 英語の授業が終わり放課後となる。遠間先生が教室を出で行こうとする宰を呼び止める。「矢澤ちょっと話があるから残っていてくれ」と遠間先生は宰にそういって教務室に急いだ。宰は所在なさそうに自分の席で待っている。再び教室に入ってきた遠間先生。
 「これは県立高校に出す受験の願書だが、矢澤は高校を受験する気はあるのかね」と遠間先生。「この間、家へ外泊しに帰った時、両親とも話したんですけど両親も進学していいといってくれたのでそのことで吉住先生や遠間先生に相談しようと思っていたところなんです」と宰。「今までは正規の中学校の課程を終えた生徒か養護学校の生徒でも願書を出す時点で退院していなければ受験はむつかしかったが吉住先生と相談した結果、退院見込みという形で願書を受け付けてもらおうと思ってね」と遠間先生。「高校へは受験したいです。けれども病院から養護学校へ通っている身で退院もしてないのでどうやったら願書がだせるかと考えていたとこなんです」と宰。「まだはっきりと決まった訳ではないが病院と養護学校ではこれから君が受験しようとしている高校にかけあって正式に退院見込みという形で受験させてもらおうと考えているんだよ」と遠間先生は宰を諭すように話した。「先生、そんげに気にしてもろうてすいません」と宰。「そんなことはいいんだ。君も含めて養護学校で過ごした体の具合の良くない生徒でも高校へ進学したいという希望があればどんな形であれ受験させてもらえるようにするのはこれからの養護学校にとっても大事なことだからね」と遠間先生は真剣な表情で宰に話した。「ところで矢澤、受験したい高校はどこなんだ」と遠間先生。「オレ、栃尾高校を受験しようと思ってます」と宰。「栃尾高校、新設の見附高校じゃないのか・・・」一瞬、驚いた表情の遠間先生。「見附高校は出来たばっかりで簡単に入学しやすいだろうけどオレ、やっぱりちいっとばか面倒でも今の段階で栃尾高校の方が程度が高いと思うので養護学校の生徒でも頑張れば高校へ進学できる学力があるということを証明してみたいんです」と宰。「そうか。わかった矢澤がそこまで覚悟を決めているんだば先生も頑張って願書を受け付けてくれるよう本気でやってみよう」と遠間先生も熱き思いを宰に話した。「先生、よろしくお願いします」と宰。高校進学を巡って宰と遠間先生は病気と高校受験という高いハードルにこれから挑戦しようとする意思を強くするのだった。

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