小説「光る砂漠」ー夭折の詩人矢澤宰の生涯ー 1962年2月 母レウからの手紙で祖父の死を知らされる。ベットの上で手数を見ながら嗚咽する宰。「大男になって またいた゜り よじ登ったり いっきにかけおりたりして ふるさとへ帰りたい」(宰の詩集から) 早春の…

現代の落城 悪魔の玩具に翻ろうされる避難住民(東日本大震災) 1868年(慶4)、9月(新暦)戊辰戦争で城を奪われ敗戦が濃厚な長岡藩士や町民は、三条市(旧下田村)の吉ヶ平から八十里越えを通って友藩の会津へと落ち延びた。時の軍事総督、河井継之助は足を負傷し…

市内外から129工房が参加も・・・ 5月14・15日「第1回長岡クラフトフェア」 【25日、サンライフ長岡で行われたクラフトフェア開催のための実行委員会】 市営スキー場をメーンに雪のないシーズンを活性化させようと昨年、5月の毎週日曜日にトレイルランニング…

長岡週末ガイド ▽ソフトテニス(26日、小学生ステップアップ/みしま体育館)▽バレーボール(27日、イオンカップソフトバレーフェスタ/市民、みしま体育館)▽美味しい珈琲・紅茶の楽しみ方(26日/中央公民館)▽長岡野菜を全国へ!(27日、カーネーションプラザ)野菜学…

小説「光る砂漠」ー夭折の詩人矢澤宰の生涯ー 宰の病室 一日3時間の養護学校の授業を終えて病室に戻ってきた宰。学生服から寝巻きに着替えながらベット脇のサイドテーブルに視線をやる宰。そこには母、レウからのハガキが届いているのに気がつく。手にとって…

41年の歴史に幕 サヨウナラ青少年文化C室内プール 【今月限りで姿を消す青少年文化センター室内プール】 今月限りで営業を止める青少年文化センター室内温水プール=今朝白1で21日、お別れの「ありがとう青少年文化センタープール」の無料開放イベントが行わ…

これは使えるゾ!! 避難所に簡単に設置できる水洗トイレ 【ベットの脇に水洗トイレが出現？・・・】 三条市に本社を置くフジ工芸バリアフリー事業部=三条市新光町では、このほど工事も簡単な水洗トイレを発売した。 マイイレット(私のトイレ)と名付けられた水…

小説「光る砂漠」−夭折の詩人矢澤宰の生涯ー １９６２年1月1日、宰の病室 病室のベットの上で年賀状を見ている宰。そこに吉住先生が入って来る。「宰君、新年おめでとう」と吉住先生。「先生、おめでとうございます」と宰。「体調はどうだね。二学期から試し…

東日本大震災 広がる被害 長岡婦人水泳ク24時間リレー中止!! 【今月限りで閉館する青少年文化センターの屋内プール】 11に発生した東日本大震災。12日には、東京電力福島第1号原発1号機が爆発。続々と被害は広がっている。気象庁は13日、地震の大きさを示す…

さらに続く未曾有の地震被害・・・ 今後は心身のケアが大事 【地震のため運転を取りやめた新幹線の再開を知らせる告知盤。JR長岡駅新幹線改札口】 昨日(3月11日)、午後2時46分、東北地方を震源地とするマグニチュード8・8という巨大地震が発生。被害地域は東…

小説「光る砂漠」−夭折の詩人矢澤宰の生涯ー 宰の病室 日曜日。白いブラウスにスカート姿のゆきが宰の病室に数学を教えにやって来て数学を教えている。「ほら分かったろ。教科書をちゃんと読んで問題を解けばそんなに数学も面倒でないでしょ」というゆき。「…

感謝をこめて最後の力泳! 長岡婦人水泳クが24時間リレー 【当日の打ち合わせを行う伊知地会長、佐藤実行委員長、会員の田中さん(左から)】 今月31日で老朽化から閉館となる青少年文化センター室内プール。かつては中越地方唯一の室内プールとして何人もの競…

長岡週末ガイド ▽サッカー(6日、レディースフットサル/みしま体育館)▽ソフトテニス(5日、市民インドア中学/みしま体育館/6日、一般/同)▽古志の火まつり(6日、四季の里古志周辺)▽シニア世代応援講座(6日、健康になる身体のセルフケア/中央公民館)▽リズムに乗…

小説「光る砂漠」ー夭折の詩人矢澤宰の生涯ー 三條養護学校の教室 いつも通り授業が開始となる。宰は黒板に書かれた数学の内容がさっぱり理解できず表情も次第に曇ってくる。午前中の授業も終えてゆきが宰を向かえに教室に入って来る。車椅子に乗った宰とそ…