[ 小説「光る砂漠」−夭折の詩人矢澤宰の生涯ー 三條結核病院の廊下 車椅子で小児病棟の廊下を通って自分の病室に向かっている宰。そこに反対側から吉住先生が急ぎ足で宰に近づいてくる。「宰君、体調がいいからといってあまり無理しちゃだめだぞ」という吉住…
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