ドキドキ通信


 人も歩いていない町 
 15日、オイラは仕事で長岡市栃尾に行ってきた。同市から北東部にある旧栃尾市だ。午前10時前から午後3時半頃まで滞在した。お昼は同地域で著名なイタリアンレストランで食べた。そのレストランは、かつては恐らく同地域のほぼ中心部だっただろうと思われる地区にあった。美味い不味いとかの味はともかくとして問題は同地域の過疎化ぶりだった。
 同地域の中心部だったメーンストリートを約5分間をかけて車で通過したが驚いたことに歩く人の姿がまったくなかったことだ。かつては「ガチャマン景気」で当時の人口は約38,000人いたという。それが繊維不況で現在は約28,000人まで減少したという。わずか約40年間で約10,00人がいなくなったということだ。これは恐らく栃尾だけの問題ではなく日本全国の問題だろう。昔、吉幾三が歌った歌に「ディスコもねぇ たまに来るのは回覧盤 オラ東京さ行ってべコさ買う」とうのがあった。その歌詞そっくりだった。
 国は借金体質と少子高齢化から担当大臣を配してその対策を施そうとしているが15日、現在、その担当大臣は福島瑞穂社民党党首が就任するらしいが巷間、伝わってくるのは同党首の子どもは一人らしい。そんな人がはたして人口増を政策に掲げる民主党政権で本当に実力を発揮できるのだろうか・・・。