ながおかドキドキ通信

 今日オイラの職場で健康診断があった。胃ガンを2度も患ったオイラには余り気持ちのいいものではなかった。バスの中でレントゲン撮影、さらにカーテンで仕切られた意味深な奥に行ったら白衣の女性が「ズボンを下げて下さい」といったのでオイラは「パンツも脱ぐのでか」といってしまった。白衣の女性は笑みを浮かべて少し照れくさそうに「パンツまではいいです」といった。
 オイラはきっと自分のイチモツの勃起ぐあいを試すのだろうと思ってしまった。ドキドキしてたら白衣の女性はメジャーをポッケトから取り出した。一瞬、オイラはきっと想像していた検査だろうと思って今度はハラハラして胸の高鳴りを覚えてしまった。妖しげなバス前方のカーテン。「ズボンを下ろせ」といった白衣の女性。胸の鼓動が押さえ切れなかったオイラ。時間にして約1分。何のことはなく単なるメタボ診断でウエストを測定したたけでした。
 わずか1分でこんな卑わいなことを思ってしてしまう想像力にはバツ1で一人暮らしのオイラも相当な欲求不満男だと自分で自分がイヤになりました。おかげでその次の血圧測定ではイッキに血圧が昇り再測定を言いわたされました。