ながおかドキドキ通信


水害、地震を乗り越えて
BLUE NOTE(長岡市)コンサート

(メンバー1のエンターティーメント荒木が歌う「上を向いて歩こう」)
結成38年を迎えたジャズオーケストラBLUE NOTEの25回目のコンサートが今年も10日、長岡リリックホール、コンサートホールで行われた。
 今年は、あの忌まわしい7・13水害と10・23中越地震から5年目という節目の年。「水害と地震は私たちがこうして音楽を楽しみ、演奏できる事がいかに貴重で幸せな事なのかを思い知らせる出来事でした」という渡辺憲司バンドマスター(54)の言葉を象徴するように今年は「日本の作曲家特集」をメーンにしたライブとなった。
 ルパンⅢ世のテーマ(大野雄二作)のオープニングの曲に始まったコンサートは早くもノリノリ。客席を埋めた約700人はビックバンドの迫力と洗練された演奏に酔いしれた。
 2部では、おなじみのプロのジャズサックス奏者、林文夫を迎えてのジョイントと訪れた聴衆は、秋の夜長の一夜をムーディーな音色が彩った全16に惜しみない拍手で讃えていた。それにしても毎度のことながらオーケストラ1といわれるエンターティメントの荒木さん、ピンクのネクタイがイカしてましたョ。

(1部で力強くフイチャーする渡辺バンマス)