ながおかドキドキ通信


   8㌔は仲川(新発田市)が初V!!
東山SF初開催「トレイルランナーズカップ

(菜の花畑をバックに両手を広げてゴールする仲川)
 長岡市営スキー場をメーン会場に開催されている「えちご長岡 東山スプリングフェスティバル」の第4弾、山坂を駆け抜けるトレイルランニングの県内第3戦となる長岡大会が16日、東山ファミリーランド周辺を舞台に8㌔、3㌔コースに合わせて59人が出場して五月晴れの下、釤熱き釤戦いを繰り広げた。49人が出場した8㌔では昨年までの4戦はすべて準Vに終えている仲川貴士(新発田市)が奮起。2位に2分以上の大差をつける37分11秒のブッチ切りでうれしい初優勝を飾った。3㌔は小学生女子の寺岡仁美(新潟市)が制した。
 午後2時からのスタートとあって午前中に柏崎市で開催されたマラソン大会に出場してから同大会にエントリーしたという強者選手もいたが、ロードのスピードだけでなく、標高差約200㍍を駆け上がるスタミナ。さらには山登りの技術が要求されるのがトレイルランニング
 昨年は4戦に出場。すべて2位という釤善戦マン釤の仲川にとっては何としても欲しい優勝のタイトルだった。前日とはうって変わって気温約20度。ランナーにとってはやや過酷なレースコンディションだった。「登りは押さえ気味にスタミナを温存した」という仲川。スキーのモーグルで養った勘を武器にレースを組み立てた。
 菜の花畑がバックのゴール前では「仲川さん初優勝ですョ」とギャラリーから温かいコールも届く中、両手を広げたガッツポーズでフィニッシュ。うれしさを全身で表現して魅せた。普段は新潟空港内に常駐する消防士さん。レースを考え「普段から油物を控え高蛋白の鶏肉など食べ物から節制しています」と初開催の長岡大会で記念すべき初Vに輝いた仲川は普段から釤火の用心釤に努めている模範の消防士さんだった。
☆3㌔優勝は小学生、仁美ちゃん(入船小)
  ○‥初心者コースともいえる3㌔には10人が出場。そんな中でおかあさんの涼子さん(44)に伴走され疲れも見せず元気よく1着でフィニッシュした仁美ちゃん。「4月25日のレースでは2着だったので優勝できてうれしい」とあどけない笑顔を見せた。学校では特段、スポーツなどの部活には所属していないが「山の景色を見ながら走るのは楽しい」と大人を抑えての初優勝が何とも愛らしくうれしそうだった。
【記録】
▽8㌔①仲川貴士(新発田市)37分11秒②西方太地(新潟市)39分38秒③江部敏(新潟市)40分06秒
▽3㌔①寺岡仁美(新潟市)21分48秒②久賀清寿(小千谷市)22分05秒③伊丹彰(長岡市)23分10秒