ながおかドキドキ通信


   感謝をこめて最後の力泳!
長岡婦人水泳クが24時間リレー
【当日の打ち合わせを行う伊知地会長、佐藤実行委員長、会員の田中さん(左から)】
 今月31日で老朽化から閉館となる青少年文化センター室内プール。かつては中越地方唯一の室内プールとして何人もの競泳の名選手を輩出。一方で市の社会体育にも貢献。1976年(昭51)に泳げない人を対象に実施した水泳教室が発展して「長岡婦人水泳クラブ」(伊知地鏡会長、会員132人)が発足、同プールを拠点に活動していた。同クラブではプールの閉館とクラブ発足35周年を記念した16日、午前10時から17日、午前10時までクラブの会員らを総動員して24時間リレーのラストスイムに挑むこととなった。
 冬場の競泳選手の強化は青少年文化センター室内プールから市営悠久山室内プールへ。そして現在は、日本有数の設備を誇る県立長岡室内総合プールへと練習環境は整備されて来た。一方で駅から歩いて数分の利便性を持つ文化センターのプールは、成長期の幼児らを抱ええる家庭では、子どもを水に慣れさせ、冬でも泳げるプールとして今でも人気は高い。
 76年、市は社会体育の一環として泳げない人を対象にした水泳教室を開催。そこで学んだ女性らが「長岡婦人水泳クラブ」を発足させた。「24時間リレー水泳の第1回目はクラブ発足10周年の86年、悠久山の屋外25㍍プールでやりました。とても感動的で20周年の年に第2回目を行いました」と伊知地会長。1回目は距離60㌔をリレー、2回目は66㌔を泳いだ。「今回は室内プールが最後なのでもっと距離を伸ばしたい」と伊知地会長もクラブ員の先頭に立って泳ぎリレーを盛り上げる覚悟だ。132人の会員で今回の催しに参加する会員は約100人。最高年齢は84歳の女性もリレーに挑戦する。当日は、同プールで合同練習を予定している市内の小学生40人と市水泳協会員20人も助っ人として参加。老若男女がそろってプールに別れを告げる一大イベントが繰り広げられる。
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