ながおかドキドキ通信

    県内外から47チームが出場
      第3回山本五十六杯越後長岡中学校野球交歓会

【3回には好走塁で1点を先制した東北だったが・・・】
 連合艦隊司令長官として真珠湾攻撃を指揮した故山元五十六元帥の偉業を受け継ぐ「山本五十六杯越後長岡中学校野球交歓会」が21日から開幕。県内外から47チームが出場して市内10会場で4チームに分かれ会場ごとのトーナメントを行った。昨年から出場している東北は悠久山球場で熊谷市立大里中と決勝で対戦。1点を先制したものの4回に1失点、5回には押し出しで逆転を許し大里に1-2で敗れた。
 3回、四球を足がかりに一死二塁まで駒を進めた。相手投手の三塁暴投と好走塁で1点を先制した東北。4回には、2四球被安打2で同点。5回には疲れの見えたエース稲田太郎(3年)は内野失策からリズムを崩し二死満塁から押し出しの1失点で逆転を許してしまった。
 公式戦ではないものの全中出場につながる市内大会、中越大会といよいよ夏本番を控えていることから各チームとも自他の戦力を占う大切な試合。押し出し逆転負けという敗戦にも「課題は見つかった」と多田義和監督。長岡中(現長岡高)時代は二塁手だった故山本五十六元帥。その元帥の遺した語録に「苦しいこともあるだろう 言いたいこともあるだろう 不満なこともあるだろう 腹の立つこともあるだろう 泣きたいこともあるだろう これをじっとこらえてゆくのが男の修行である」という「男の修行」という名言がある。今、東北は全国大会を目指して、きっとこの男の修行に励んでいるのだろう・・・。