小説「光る砂漠」−夭折の詩人矢澤宰の生涯ー 三條結核病院小児病棟の大部屋 宰の父、元が風呂敷包みをかかえながら大部屋の病室に入って来る。「みんなおはよう」といいながら窓際の宰のベットに近づく。「とうちゃん、迎えに来てくれてありがとう」とすでに…
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