ドキドキ通信

 新生中越、7回コールド発進も・・・
 来春のセンバツ出場を目指す第121回北信越地区高校野球新潟県大会が29日、三條機械スタジアムなど4会場で開幕した。今夏、全国高校野球選手権大会で県勢としては初の決勝まで勝ち進んだ日本文理と決勝で対戦した中越は、三機スタジアムで1回戦、正徳館と対戦。約500人の観衆は最近、新潟地区に甲子園出場を許している甲子園出場県内最多の8回誇る中越の試合に注目した。4人の投手リレーで零封こそ逸したものの7安打で9得点。まずはコールド発進した。三機スタジアムに訪れた約500人は、きっと新潟地区に甲子園出場を許している中越に希望を託して訪れたハズだった。
 初回、わずか1安打、打者1巡で4点とマァマァの攻め。けれども何だかノリの悪い試合内容。先発した東條将樹(2年)は初回、三振2個を奪う投球でまずまずの立ち上がり。2回、2死後、三塁手の一塁悪送球でクサったのかリズムを崩し始めた。5回、3連打で3点と試合を決めたが、4人の投手リレーで零封できず、内野の練習不足からか2失策。3回にはアウトカウントを間違えた三塁走者がタッチアップにもかかわらずベースも踏まずいきなり本塁へ走るなど基本的なチームプレーが出来上がっていなかった。本田仁哉監督(32)は「初戦の緊張もあった。投手は全員使って実力を見てみたかった。まだまだ基本的なプレーが出来ていない。勝ったことで一喜一憂することなくこれからも練習してゆきた」と話していた。本当だろうか・・・。