ながおかドキドキ通信


       東條が投打に大活躍!
   中越、県央工を下して3季連続県大会へ

(県央打線を6回零封。打っても6回に左翼スタンドへ3点本塁打を放ったエース東條)
  中越地区の代表決定戦は3日、見附球場で中越と県央工が対戦。初回、中越は5安打で4点をもぎとり試合を決めた。エース東條将樹(3年)は、今季初登板。92球、被安打3、7奪三振で県央打線を零封。打っても6回には左翼スタンドへ3点本塁打を放つなど「東條デー」を演出した。
 満を持して登板したエースの右腕がうなりを上げた。2回に連打を許したが、それ以外は県央の打線は空を切り6回まで7Kという完璧投球だった。大会前は肩に違和感を感じるという不安感はあったが開幕戦の三条戦には背番号11をつけた2年生左腕、小林涼大のあとを受けて3回を無失点。コールド発進への流れを作った。
 ともに甲子園出場経験を持つチーム。県大会出場切符をかけて激しい戦いが予想されたが初回、中越がラッキーな内野安打も含め5安打で4点とほぼ試合を決定づけた。打線も三条戦では9番だった小林央人(3年)を2番に入れるなど軌道修正。この日は、つながりのある打線へと変貌をとげていた。「6回の3ランはカーブを打った。本塁打を打ったこともうれしいが、思い通りの投球ができたことがうれしい。今日の投球は80点位の出来」と東條は投打にわたる大活躍に満面の笑みをこぼしていた。

 ▽中越地区代表決定戦  (見附)
県央工 000 000|0
中 越 400 006|10
(6回コールド)
(県)坂井-栗山
(中)東條-白川
 本塁打=東條(中)▽二塁打=田中、小坂井(中)