ながおかドキドキ通信


      東北2年ぶりの県大会出場 !!
県中総体軟式野球中越大会
    
    【三島打線を被安打2、6奪三振で完封した東北エース、佐野】
  全国大会出場につながる県中総体の軟式野球中越大会が6日から開幕。7日には悠久山球場などで県大会代表戦5試合を行った。好投手、佐野祐太朗(3年)を擁する東北は三島と対戦。初回、二死二塁で4番、後藤悦久(3年)の適時右中間三塁打で先制点を挙げ試合をリード。エース佐野も6奪三振の好投で東北が三島に3-0の完封勝ちを収め2年ぶりの県大会出場切符を勝ち取った。
 最終回、佐野は、四球で走者を出したものの続く打者を内野ゴロ、空振りの三振に仕留め2死。最後はK締めかと思われたが三飛に切って取った。多田義和監督(32)に率いられたナインにはうれしい2年ぶりの県大会出場切符だ。
 前日(6日)は、初戦2回戦tから登場。塩沢を相手に5-0の完封勝利を収めたもののエースの不調で苦しい白星発進だった。前日の試合をこの日は早くも修正。佐野は初回からまずまずの球威と抜群の制球でチームを引っ張った。富曽木小時代には、佐野とともに毎年7月、水戸市で行われる全日本学童軟式野球大会に出場した経験を持つ女房役、後藤は「90点の出来だった」と絶賛した佐野の投球内容だった。
 エースで主将の佐野の力投に応えたいナインは初回、一死から2番、高橋立(3年)が巧打の中前打。手堅く送って4番、後藤が適時右中間三塁打で難なく先制点。女房役の値千金の一打がエースの力投に拍車をかけた。3回には、3安打で2点を加点。ダメを押した。
 2年前の県大会では優勝しながらも北信越大会準Vで全国大会出場に涙をのんだ。今年からは北信越ブロックの出場枠も拡大。これでイッキに全国大会出場の夢も近づいた。主将兼エースでチームをけん引する佐野は「もちろん全国大会出場です」と小学生時代以来、巡ってきた全国大会出場に夢を馳せていた。
 ▽Aブロック決勝 (悠久山)
三島 000|000|0|0
東北 102|000|X|3
(三)高木、保科-星
(東)佐野-後藤
 ▽三塁打=後藤(東)▽二塁打=片桐(三)

 ○・・・その他の試合・・・○
  ▽Bブロック決勝 (越路河川)
小千谷 000|000|0|0
長岡東 000|020|X|2
▽Cブロック決勝 (悠久山)
寺泊 000|000|0|0
与板 110|040|1|7
▽Dブロック決勝 (悠久山)
宮内 100|000|0|1
江陽 000|000|0|0
▽Eブロック決勝 (越路河川)
中 里 013|01|5
六日町 150|6X|12
(5回コールド)