ながおかドキドキ通信

全国高校野球新潟大会
　　　　　　中越 2試合連続のコールド勝ち!　
　　　　　　　　東條3打点の大当たり【難敵佐渡をコールドで下し笑顔でベンチに引き上げる中越ナイン】
　全国高校野球新潟大会は18日、3回戦8試合を行った。中越は柏崎・佐藤池球場で佐渡と対戦。3回、内野安打を足がかりに1死一、二塁で3番、小坂井駿(3年)の適時右中間二塁打で2点を先制。5回には無死一塁で小坂井が今度は左越え二塁打。さらには7番のエース東條将輝(3年)の中前二塁打などで4点を加点して試合を決定づけた。
　2年前には準決勝で対戦。1-2で敗れ決勝進出を阻まれた相手だけに初回から緊張感が漂った。エース東條は、初回、先頭打者に中前打を放たれ送りバンドで二塁まで走者を進められるという苦しいマウンド。この日は、5回3分の2を投げ二番手、左腕小林洸大(2年)にマウンドを託すまで被安打3、1失点とやや力みが見えた。「投球は調子が上がって来ている」と東條本人が話すようにスピードは最速141㌔を記録した。
　投手ながらも意外性のある打者の東條。5回には2死一、二塁で2人を還す中前二塁打。7-1とリードした7回にはコールド決めとなる本塁打を左中間スタンドにブチ込み、この日4の3、3打点とバットは冴えた。「投球よりも打撃で貢献できたことがうれしい」と東條は満面の笑みをこぼしていた。

　▽3回戦　(佐藤池)
中越　003|040|1|8
佐渡　000|100|0|1
(7回コールド)
(中)東條、小林洸ー白川
(佐)若林ー福井
　本=東條(中)▽二塁打=小坂井2東條2平石(中)荒井、本間(佐)