ながおかドキドキ通信


     長岡クラブがV
第4回中越ラグビーフェスタ

【決勝で先制トライも含め4トライを挙げた長岡クラブの田辺】
 長岡市体育協会加盟を期に始められた「中越地区ラグビーフェスティバル」が24日、市営陸上競技場で行われ6チームがA、Bブロックに分かれリーグ戦の後、順位決定戦を行った。決勝は唯一の社会人チーム長岡クラブと長岡高Bが対戦。社会人の長岡クが長岡高を51-7で一蹴して優勝した。
 正午過ぎ陸上競技場を覆った気温は36度。猛暑というよりラガーメンにとっては酷暑だった。15人制のフィールドで展開の早い7人制ラグビー。攻守とも15人制と比べると2人分の働きが要求される酷暑の中の一戦だ。
 長岡クの主将を務める田辺真太郎(25)にとっては決勝の相手は、いわば後輩。長岡高ラグビー部5期生の田辺には、決勝の試合で後輩をチームを圧倒することで育ったチームへの恩返しだった。
 開始早々、風下に立った長岡クの田辺が先制トライ。この後もトライラッシュで長岡高を「可愛がった」。4トライを挙げた田辺は「相手は2年生のチームだが、強いチームと対戦することで勉強になる」と後輩チームへ思いやりを託した。優勝した長岡クは県ラグビーリーグで今季から初の1部リーグ入り。秋からの試合再開に向けてチームは今大会優勝で一層の弾みをつけた。
 
 ▽決勝
 長岡クラブ 51-7 長岡高B
▽2位決定戦
 長岡高A 45-7 長岡工
 ▽3位決定戦
 小千谷西 29-0 長岡向陵、柏崎工