ながおかドキドキ通信


 昨秋の覇者中越○星発進!
           シード校長岡に雪辱

【5回、1死二塁で中越3番、神田が適時右越え三塁打を放つ】
 来春の選抜出場につながる第123回北信越地区高校野球新潟県大会は11日から2回戦に突入。悠久山球場では長岡市内屈指の好カード中越-長岡戦が行われた。今大会のシード校決めを争う市内リーグでは延長11回長岡がサヨナラ勝ちしてるだけに中越は慎重に試合を進め相手バッテリーの暴投にも助けられ5-2で長岡に雪辱。初戦を白星発進した。
 中越にとってはまったくイヤな相手が初戦にぶつかった。今大会のシード決めの準公式戦では長岡に9回まで4点差で勝っていたのに延長11回、サヨナラ負けを喫し新チームの出鼻をくじかれた憎っくき相手。シード決戦では5回を投げ被安打2、失点0だった左腕エース小林洸大(2年)も「今日は何としても抑えてやろうと思って投げました」と雪辱に燃えての登板だった。
 シード決戦では負け投手とはならかったものの好投していた試合を負け試合とされた小林。序盤は緊張からか球の威力はなかったが4回まで無安打に抑える好投。その裏、相手バッテリーの暴投で2死三塁で7番星拓矢(1年)の遊撃へのシブ〜イ内野安打で先制点を挙げた中越。5回、好投していた小林は三塁失策から1死二塁で何でもない投ゴロを自らの一塁悪送球で1失点。集中力を欠いた悔やまれるトスだった。この日、4の2、2打点と気を吐いた女房役、神田裕作(1年)は「小林さんは決して調子は良くなかった。打者の内角ストレートを決め球にリードした。7回に長打を浴びたのはすべてリードミス。2打点を挙げたことよりもエースを完投させられたリードの方がうれしいです」と笑みをこぼしていたが、雪辱に燃えたエースは打たれたことが気になったのか何を聞いても「・・・」とぶ然としていた


【4回、2死三塁で7番、星が二盗を決める。遊撃手は韮澤】
 ▽2回戦  (悠久山)
中越 000|110|210|5
長岡 000|010|100|2
(中)小林-神田
 (長)戸内-丸山
 ▽三塁打=神田(中)高見(長)▽二塁打=小栗(中)丸山(長)