ながおかドキドキ通信


  69人が硬式球に初体験
    小学6年硬式野球体験教室(悠久山球場)

シニアリーグの先輩投手の投球に見入る参加選手ら。中央は西山昇長岡シニアリーグ監督】
 明日の高校球児を夢見る学童らが参加した「小学6年硬式野球体験教室」(財団法人長岡企業公社主催)が25日、悠久山球場で行われ、市内外から午前、午後合わせて69人の選手が参加した。
 体はまだ小学生だが、ガッツはすでに中学生シニア選手にも負けない気合いの入った参加選手らだった。長岡シニアリーグが指導した午後の部には35人の選手が参加、同チームの監督、コーチらが紹介された後、早速グラウンドに飛び出してポジション別に西山昇長岡シニアリーグ監督(50)からシートノックを受けた。三塁から一塁への送球では時おりシニア選手も顔負けのすばやい送球を見せる選手もいて「おお、いい球だ」と西山監督からご褒美の声もかけられていた。
 打撃では、いきなり右越えの打球や大リーグで今季10年連続200本安打を放ったイチローばりの内野を抜けるシブ〜イゴロを放つ選手もいるなどレベルの高さもうかがわせた。栃尾・東谷のチームからただ1人参加した大崎司君は「この教室のことは親から知らされて参加しました。球は思ったよりも重かった。初めての硬式の練習だったがとてもうれしかった」と悠久山球場での硬式球の練習に感激いっぱいだった。