ながおかドキドキ通信

   
http://www.sancyoku.jp/hp/koshiji/index.html                                                   山古志小児童32人のハーモニーに新たな誓い
      10・23中越大震災復興祈念イベント
中越大震災6周年で「しあわせを運べるように」を合唱する山古志小児童】
 6年前の10月23日、午後5時56分、旧川口町が震源地の「中越大震災」。23日には、地震後、仮設住宅が建設された跡地に完成した市民防災センターで県、長岡市などの主催で「新潟県中越大震災6周年10・23のつどい」が行われた。
 主催者を代表して泉田裕彦知事は「復興をなし遂げ、元気になった新潟を見ていただくことがこれまでご支援をいただいた全てのへのご恩返しになるものと確信します」とコメント。震災後、市民の防災意識を高めようと設立された「中越市民防災安全士」の広川誠次郎さんは「私たちの住むこの故郷を災害に強い地域にすると同時に、全国に向けて私たちの思いや経験を発進し、災害による被災者が一人でもすくなくなるよう、これからも活動を続けて行きたい」と市民防災安全士の心意気を披露した。
 地震発生当時は幼稚園児。今は立派に成長した山古志小児童32人が「しあわせを運べるように」を見事なハーモニーで合唱すると参加者らは6年前に思いをはせ、これからの復興に向け心を新たにしていた。
 また、午後5時からはJR長岡駅西口広場でNPO法人まちなか考房主催の「中越大震災・復興の集い」が行われ表町小3年生や山古志小中学生らが制作したキャンドルが灯り参加した市民らは苦しかった6年前の夜に思いをはせていた。

JR長岡駅前に灯った復興への約200本のキャンドル】