ながおかドキドキ通信


 備えあれば憂いなし!
市営スキー場救助訓練

【救助の専用用具を使ってリフトから乗客を降ろす訓練を行うスキー場職員】 
 年の瀬とももにスキーヤーにとって待ち遠しいのが待望の雪。「市街地に近いスキー場」として市内外に根強いファンを持つ長岡市営スキー場で10日、今シーズンの救助訓練が行われた。
 この訓練は同スキー場の指定管理者、財団法人長岡市企業公社が行ったもの。今季、スキー場の管理、運営に携わる職員が参加。リフトの乗り降りの仕方などを座学。「索道の安全サービス」などのビデオ講習の後、第1、2リフトを稼動させて救助訓練を行った。
 リフトが不測の事態で止まった場合を想定して行われた訓練では、太いグラスファイバー製のつなぎ竿状の専用用具を使って約5㍍上のリフトのケーブルにフックを掛け、乗客を懸垂用の胸ベルトの付いた10㍉の登山用ザイルで降ろす訓練を何回も試みていた。「6年前の中越地震の折にサマースキーをやっていた乗客を今のようなやり方で救助したことがあります。あってはならないことですが、いざという時のための訓練です」と企業公社では訓練の意味を話していた。
 ちなみに同スキー場の昨年のオーブンは12月26日。翌年の3月7日まで久々に雪に恵まれ62日間というロングランの営業となった。市民には釤安、近釤のスキー場のオープンが待遠しい限りだ。
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