ながおかドキドキ通信

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　　　゛古豪復活゛長商が13季ぶりのV!
県高校バレーボール1・2年生大会(女子)

【13季ぶりの県大会優勝を決めコート内で喜び合う長岡商バレー部員】
　県高校バレーボール1・2年生大会(女子)は30日、市民体育館で準決勝、決勝を行った。決勝は、12季ぶりに長岡商と長岡大手の長岡市内勢が対戦。地区3位の長岡商がセットカウント2-1の逆転で地区1位の大手を下して13季ぶり6度目の優勝を飾った。
　大らかで明るいプレーが長岡商コートを覆ったファイナルセット。コートチェンジを前に14-1と大量リードした長岡商。優勝の二文字はもう誰の目にも明らかだった。
　かつては県内屈指の女子バレー強豪チームとして君臨し春高バレーの常連校だった長商。地区大会では帝京長岡に逆転で敗れて3位とひ弱さを漂わせていた。それが前日の北越との準々決勝では第2セット23-24まで追い込まれながら29-27で勝利。それまでのひ弱さを吹き飛ばす見事な精神力を披露した。「試合前、今日は楽しんで試合をしようと皆でいいあいました｝と話した藤田美紀主将(2年)。第1セットは先取されたものの23-25とほぼ互角。第2セットは、1年生セッター大平遥香の正確で伸びのあるトスが上がり26-24と大手を振り切った。何よりも前日まで不安視されていたレシーブも克服。ファイナルセットは強打と拾うバレーで前半14-1。それまでの苦戦をイッキに挽回する快進撃を見せた。　
　2月11日から富山市で開かれる北信越大会には県チャンプとして乗り込むが「これから強豪チームに育つスタートだと思って戦います」と佐藤淳司監督(35)は゛古豪復活゛という節目の優勝にも気負いはなかった。

　
　▽決勝
　長岡　商　2-1 長岡大手
　▽準決勝
　長岡　商　2-0 新潟青陵
　長岡大手 2-1　新潟中央