ながおかドキドキ通信


    洒落た洋装店が舞台の写真展
「パリの香りを永遠に」吉村直人写真展

【組み写真も含め40点が展示されている写真展】
 人口約28万の地方都市長岡の街角にフランス・パリの香りを漂わせている洋装店「パリエ」=長岡市東坂之上に魅せられたアマチュア写真家の写真展が15日からJR長岡駅CoCoLo長岡店イベントホールで始まった。
 今月20日で32年の歴史に幕を降ろすパリエ。表通りにある堂々とした店舗ではないが小路を入った所にひときわ異彩を放つ洒落た洋装店だ。写真歴40年を誇る吉村直人さん(62)は、これまで長崎・軍艦島に単独で上陸。国のエネルギー政策の転換から今では廃墟となった 同島の様子を撮影したり、昨年は、ペンタックス(東京)が全国の優れた写真家を対象に作品を選抜した花火の写真展「火の森」を同フォーラムで開催するなど実力は折り紙つき。
 冬は空を鉛色が覆う雪国長岡にあってカラフルでモダンな店舗のパリエは吉村さんの心をとらえた。店舗の閉店を知った吉村さんは、32年の歴史に幕「パリエ」さんに捧ぐと題して写真展を企画。同店をさまざまな角度から惜別の念で撮影。展示されているカラーキャビネ版40点は彩り、カメラアングルとも華やかなパリの雰囲気をかもし出している。組み写真4点からは吉村さんが同店に寄せる愛惜と作品の裏ににじむ思いが伝わるまさに゛吉村ワールド゛。閉店を惜しんで吉村さんは「パリエは一輪の花の名花であり真の名店でした」と話している。同写真展は19日まで。時間は10時から午後8時まで。入場は無料
。【問い合わせ】0258(39)3007、CoCoLo長岡店イベントホール。
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