ながおかドキドキ通信


 長岡AC惜しくも5位
     県女子駅伝競走

(1走、藤森【左】から2走、高橋にタスキをリレーする長岡AC)
  県内の18チームが5区間、21・1㌔に健脚を競う第14回県女子駅伝が15日、長岡市陸上競技場を発着に行われた。気温こそ15度とまずまずだったがあいにくの強風に各チームとも苦戦。連覇を目指した長岡ACだったが1時間19分59秒で惜しくも5位入賞。優勝は、2つの区間区間新記録を樹立した新潟中央に輝いた。
 往路は追い風、復路は向かい風
 強風で立っているのもやっとの中、長岡のアンカー長谷川楓(長岡商3年)が必死の走りで競技場に姿を現した。すでにトップからは約4分近い差がついていたが信濃川を渡る冬の木枯らしともいうべ強風の中を5人で見事タスキをつなぎテープを切る長谷川に惜しみない拍手が送られた。
 追い風となった往路では何と上位3人までが区間新記録を樹立するというハイピッチなレース展開。「追い風とはいっても風に押されて自分のペースで走れませんでした」という1走、藤森彩(新潟商1年)はやや失速気味ながらも4位で2走、高橋素美鈴(長岡大手2年)にタスキをつないだ。
 前日にようやく8人のメンバーが顔をそろえたという大会ならではの事情もあった。大学生選手も起用できなくパワーダウンは否めなかったが「県高校駅伝の実績などを考慮してメンバー、オーダーを決めた」という坂井志郎監督(長岡商教)。連覇という見えざるプレッシャーと予想だにしなかった強風に優勝は遙かかなたに吹っ飛んでしまったが「こんなレースコンディションの中で皆、頑張りました」と長谷川は5位入賞にも満足げだった。
 <順位>①新潟中央1時間15分49秒②燕1時間17分23秒③小千谷1時間17分58秒④十日町⑤長岡AC(藤森彩、高橋素美鈴、持田百絵、長谷川千秋、長谷川楓)1時間19分59秒⑥魚沼⑦佐渡⑧新潟医療福祉大