ながおかドキドキ通信


 今年は「成功」。10年ぶり登場のハシゴ乗り
   長岡市消防出初式

(若鳶会による見事なハシゴ乗り)
  3連休の中日となった10日、大手通りで新春恒例の消防出初式が行われた。
 寒さは厳しいものの、約10年ぶりに登場する県鳶土工連の若鳶会が披露する縁起のハシゴ乗りを一目見ようと大手通り両サイドには約100人の見物客が集まった。森民夫市長ら8人によってクス玉が割られるとおそろいのハッピをまとった県鳶土工連の木遣りにのって若鳶会が威勢良く「まとい振り」を披露。見物客は早くもお目当ての「ハシゴ乗り」の登場を待ちわびた。
 高さ6・5㍍、15段のハシゴを鳶口で支え、いなせなオニイサンがイッキに最上段に駆け上がり腹ばいになって鳶の心意気を見せると見物客からはヤンヤの大喝采。約10年ぶりに出初式に登場した若鳶会には現在38人が在籍。普段は個々で練習し月に一度、ほぼ全員が集まって「江戸町火消し」伝統の技をふるさと長岡で継承している。
 この後、長岡中央方面隊など市内5方面の消防団約1000人がそれぞれの隊旗を先頭に行進。続いて消防車両20台が景気良くバレードを行い市民に防火をアピールしていた。

(大手通りをパレードする消防車両)