ながおかドキドキ通信


  10ゼミが研究成果を披露
   長岡大GP成果発表会

(地域活性化GPを発表する学生)
  長岡大学の21年度地域活性化GP発表会が12日、ホテルニューオータニ長岡NCホールで開かれ約300人が訪れ同大学の学生の研究成果に耳を傾けた。
 GPは、学生による地域活性化の提案プログラムで同大学は3年前から取り組んでいる。今年は10のゼミから「ユニバーサル社会をめざして」(菊池いずみゼミ)など11の成果を発表した。各ゼミが取り組んだ研究テーマは長岡での生活の中から気づいた身近な問題から大花火大会をさらにグレードアップして地域活性化に生かそうという楽しいシュミレーションなど学生らしい新鮮でユニークな研究の成果が発表された。
 權五景ゼミの「強小企業城下町、長岡を目指すー諏訪・岡谷、高岡、三条・燕にあって長岡にないもの」では1993(平5)年、日本のGDPが世界第2位だったが08(平20)年には23番目に下がったことにヒントを得て調査研究を開始。諏訪(長野)まで出向いてフィールド調査を行った骨太の研究成果が披露された。研究テーマを側面から支援している行政の担当者は「3年前から比べると研究の成果は数段レベルアップしている。これからの市民生活に潤いを持たせる上でヒントになることがいくつかあった」と学生らの釤猛勉強゛の成果を評価していた。