ながおかドキドキ通信


  オイラにもいわせろ!! その3
    五輪の費用とは
 きょう(2日)、バンクーバー五輪も終えて橋本聖子団長以下の本部役員、メダリストらが帰国した映像がTVニュースに流れた。その中にオャと思わせる人物が映し出されていた。
 それは、上村愛子(北野建設)だった。現地時間で13日に試合を終えトリノ五輪から順位を1つ上げたものの結果は惜しくも4位入賞。愛子が流した悔し涙はあの小さな体でトリノ後、メダルを目指して4年間、必死のトレーニングの成果もむなしくメダルを逸した涙に日本中が感動したからだったからだろう。
 オイラが今日のニュースを見てオャと思ったのは愛子のレースは現地時間の13日に終えている。約2週間もバンクーバーで何をして過ごしていたのだろうかという疑問だ。昨年末、結婚した夫の皆川賢太郎(竹村総合設備)が現地27日、出場したアルペン回転競技の応援のため同地に滞在していたことは容易に想像できる。問題は、その間の滞在費用だ。日本五輪委員会が費用負担したのか、それともどっかの誰かが負担したのか分からないがその滞在費用の出所を明らかにすべきだ。バンクーバー五輪出場が新婚旅行ではないはずだ。
 現地16日にスピードスケート女子500㍍に出場。試合の終えた岡崎朋美(富士急)。あの「反省してイマ〜ス」のスノーボードハーフパイプ国母和宏(東海大)さえレース後、早々に帰国している。オイラが愛子を見てオカシイと思うのはスポーツ選手には今もって世間の常識が備わってないということだ。「五輪で入賞したから滞在費用など私の知ったことではない」という感覚であればそれはとても大きな問題だ。仮に今大会の費用に愛子の滞在費が含まれていたとしたら国民的議論を呼ぶだろう。なぜならばその出所は「国民の税金」だからた。もし愛子自身にその自覚がなければ、なおさら監督やコーチは愛子に代わってその実態を明らかにすべきであろう。
 バスケットボールの女子チーム「JAL(日本航空)ラビツッ」が来年2月をもって廃部となることが同じニュース枠の中で報道されていた。スポーツ選手を取り巻く環境はそこまで厳しい。五輪選手とて例外でない。
 滞在費用を不明瞭なままでウヤムヤにしていれば、またあの仕分け作業で小生意気な女性議員に「世界で2番目ではいけないのでか」と問われる結果となり、文部科学省のスポーツ予算が削られる結果となることは目に見えている。未来の五輪選手を目指すチビッ子らのためにも愛子は滞在費用を明らかにすへきだ!。