ながおかドキドキ通信

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    7年ぶりの甲子園出場の夢はかなうか・・・
       中越高野球部「蒼柴神社」で必勝祈願
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【チームを代表して神前で拍手を打つ石田主将(中央)】
  8回目の出場となった03年の夏以来、遙かに甲子園から遠ざかっている中越高野球部が8日、蒼柴神社で必勝祈願を行った。
 この日、同神社での必勝祈願に訪れたのは本田仁哉監督(33)をはじめとするチームスタッフ、3年生までの部員73人、保護者ら合わせて約100人が「今年こそは・・・」の願いを託して神前に手を合わせた。昨夏は、全国大会で準Vに輝いた日本文理の前に9度目の甲子園出場を阻まれた。秋には初のセンバツを目指して捲土重来を期したが北信越大会2回戦で今春センバツ出場を果たした高岡商(富山)に惜敗。その夢も砕かれてっしまった。
 今夏は、プロも注目の右腕エース東條将輝(3年)、左腕小林弘明(同)と左右の本格派の投手を擁し投手力はほぼ万全。守備位置が固定していないことから安易な失策で失点を許すという苦しい試合をここまで強いられている。
 監督就任8年目で真価が問われる本田監督にとっては夏の大会を前にした必勝祈願は初体験。「いよいよこれから甲子園を目指した戦いが始まると思うとちよっと緊張しました」と7年ぶりの釤聖地甲子園釤出場へ闘志をみなぎらせていた。選手を代表して神前に玉串を捧げ拍手を打った石田拓郎主将(3年)も「甲子園を目指して身も引きしまりました」と早くも臨戦モードに突入していた。
 13日には夏の大会を前に長岡市が主催して毎年行う招待野球でナインは大阪桐蔭と第1試合(午前9時試合開始)で対戦することが決まっている。「春の県大会で文理に負けてから投手力がどの程度上がっているかを見るいい機会です」と本田監督は悠久山球場での釤仮想甲子園釤に健闘を誓っていた。