ながおかドキドキ通信


中越 貫禄のコールド発進!!
                 全国高校野球新潟大会

【初回、一死一塁。3番、小坂井の適時右越三塁打で先制のホームを踏んだ小林央】
 全国高校野球新潟大会は2回戦に突入。長岡市民期待のシード校中越は悠久山球場で14日、川西と対戦。チーム力で上回る中越は、初回から川西、先発投手、櫃間颯(3年)を攻め6安打で8点。3回には2番手、片桐徳也(2年)から1点を加点。9-0(7回コールド)で初戦を貫禄の白星発進した。
 主砲の星涼太(3年)をアゴのケガで欠いているとはいえ、さすが中越の打線は迫力満載だった。初回、2番、小林央人(3年)は一死から敵失で出塁。3番、小坂井駿(3年)は右翼手の頭上を楽々と越える適時三塁打で難なく先制。その後も内野安打、四球、敵失などで塁を埋め打者一巡で大量8点を挙げた。
 2回からは初戦で長岡向陵戦で先発。散発4安打で完封した川西2番手投手、片桐にやや手こずったが3回には一死一、二塁で大竹保(3年)がこの日2本目となる適時左越え二塁打で1点を加え早くもコールドモード。
 スタンドからは5回コールドの期待もかかったが4回以降は内野安2本と力投片桐の前にほん弄された。「5回コールドは頭になかったが、あと1点を取っておかなければ・・・」と本田仁哉監督(32)はチーム力で劣る相手に一気呵成に攻められなかったことにやや物足りなさをのぞかせていた。
 投手力ではプロも注目のエース東條将樹(3年)から1年生、星拓矢まで豊富な4人のリレーで1安打零封は層の厚さを見せ付けるに十分だった。

▽2回戦 (悠久山)
川西 000|000|0|0
中越 801|000|X|9
(7回コールド)
(川)櫃間、片桐-片桐、村山
(中)東條、小林洸、小林弘、星-白川、神田
 ▽三塁打=小坂井(中)▽二塁打=東條、大竹2(中)