ながおかドキドキ通信


     9・11親鸞公開講座
         五木寛之親鸞聖人の情(こころ)」
   
 真宗大谷派の主催(後援=浄土真宗本願寺派)で9月11日、長岡市立劇場大ホールで宗祖親鸞聖人750回ご遠忌お待ち受けのイベント、第40回親鸞公開講座が開かれる。今講座では「蓮如」や最近作「親鸞」などの作品で著名な作家の五木寛之=写真が「親鸞聖人の情(こころ)」と題して講演する。
 五木は1932年(昭7)、福岡県八女市に生まれ、教師だった父の仕事の関係で生後間もなく朝鮮半島に渡り戦後、北朝鮮平壌から引き揚げた。早稲田大学露文学科に入学したものの学費が納められず抹籍となった(後に学費を納め中退扱い)。66年「さらばモスクワ愚連隊」で小説現代新人賞を受賞。「蒼ざめた馬を見よ」で56回の直木賞を受賞。81年からは龍谷大の聴講生となり仏教への関心を深め95年「蓮如物語」を発表した。最新作は「親鸞」。独特の死生観に基づいた五木ワールドが聴けそうだ。入場料は2000円(全席自由)。開場は午後1時、開演は同2時。【問い合わせ】真宗大谷派三条教区長岡連組企画委員会事務局、℡090-3315-9622。