ながおかドキドキ通信

　　ヘタでいい　ヘタがいい・・・
　　　　　　　サンライフ長岡「絵手紙教室」　

【筆と青墨を使って描く絵手紙だがこの日は紙をちぎって創作するXマスカードに挑戦した】
　今年もクリスマスまであと1カ月余。18日、サンライフ長岡=長倉町で4月から開校した「絵手紙教室」(財団法人長岡企業公社主催)が佳境を迎えていた。
　絵手紙は、筆と青墨を使ってハガキに思い思いの絵を描き、親しい人に心のこもった便りを送る、IT時代に逆行したかのようなアナログ的伝達手段。同教室には27人が受講「午後1時半から3時までの教室の時間に2枚程度を書き上げる」と丸山節子講師(57)=日本絵手紙協会公認講師も話すように時間と手間がかかり創作者の心と愛情のこもったメール。この日は、筆を使って描くのではなく英字新聞やハデハデの色紙をつかって、ちぎって創作するXマスカード創りに挑戦した。
　前もってカードの絵柄を考えていた人やXマス関連のグッズを目の前に見ながら創作に励む受講者ら教室内はさまざまなイメージの空気が飛び散っていた。「絵手紙を始めたキッカケは妹から届いた手紙でした。きょう創作したXマスカードは誰に送りましょうかﾈ・・・」と岩渕とみえさん(58)=美沢は、意味深長に話しながらも楽しそうに季節の絵手紙の創作に励んでいた。