ながおかドキドキ通信


  21世紀は知識社会 
    エンジン01プレイベント「長岡大学文化講演会」

【「教育は日本を救う」と題して熱弁をふるう和田教授】
 来年、2月18日から同20日まで各分野の第一線級の文化人が日本文化の深まりと広がりを目的に来岡して「エンジン01文化戦略会議オープンカレッジin長岡」が行われる。そのプレイベントとなる第7回長岡大学文化講演会が4日、ホテルニューオータニ長岡NCホールで開かれた。
 エンジン01は、作詞家の秋元康ら当代の一流文化人が名を連ねる市民向けの出張出前文化講座。3年前には新潟市でも開かれ好評を博したイベント。そのプレイベントに文化人として名を連ねる精神科医国際医療福祉大学大学院教授の和田秀樹さんを迎えて長岡大が行った文化講演会。
 オープニングではその和田教授が監督を務めモナコ国際映画祭で最優秀脚本賞など4冠を受賞した映画「受験のシンデレラ」が上映された。
 「教育は日本を救う」と題した講演会で和田教授は「21世紀は知識社会」と定義し「これからの社会は一生勉強しなければならない時代となった」と生涯学習の大切さなどを話した。講演後の質疑で「田舎の生徒は都会の生徒に比べてメディアとの接触が多く校外学習が少ないことが危惧される」と質問した中学の教諭に対して和田教授は「メディアとの接触が多いことは決して悪いことばかりではない。例えば今、メディアをにぎわしている歌舞伎役者の酒の上での問題などテレビを見ながら一家で論じ合うことは大切なのではないか」と示唆にとんだ回答で会場をうならせていた。

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