ながおかドキドキ通信


      アルプス(壮年)投壊で茂助SPに惨敗!
      ポーツマスターズ2011県大会
【4回、一死二塁。6番、椿の適時右前打で二塁から必死の形相で本塁を突くアルプス大桃】
 40歳以上の選手がプレーする軟式野球の日本スポーツマスターズ2011県予選会は18日、悠久山球場で準決勝、決勝を行った。前週、1ー0で桜城クラブ(上越)を下し4強入りしたアルプス電気壮年(中越)は、準決勝で県庁クラブ(新潟)を1ー0で下し、初の決勝進出。県代表の座をかけて茂助SP(新潟)と対戦。初回に先制点を許したものの4回に6番、椿直毅(47)の右前打で同点。6回には一死三塁で5番、桜井健一(44)の適時左前打で逆転したが、この日、連投の主戦、関平(43)が終盤、茂助打線につかまり長短7安打で8点を献上。大量13ー2で茂助に惨敗。初の県代表の座はつかめなかった。
 6回を終えて2ー1。茂助の投手も連投だっただけにアルプスベンチは初の県代表の座はイタアダ〜キと誰もが予想していた。準決勝が終えた時間は午前10時半。第2試合は雨で中断もあり、決勝の開始は午後2時10分。準決勝の県庁戦では、被安打2で完封。決勝での力投に期待がふくらんだ関だった。ところが初回、先頭打者に左越え二塁打捕逸、暴投で1失点。ナガ〜イお昼休みで何かが狂ったとしか思えない乱調の出だしだった。それでも1点を追いかけて4回には二死二塁で6番、椿の適時右前打で1点を還し、試合を振り出しに戻した。6回には四球を足がかりに盗塁、暴投で三塁まで走者を進めた。一死をはさんで5番、桜井が技ありの適時左前打で逆転とほぼアルプスペースに試合は進んだかに見えた。83㌔の体重を揺らして思い切り本塁に突入。激しいスライディングで貴重な同点の走者となった大桃克孝(49)は「6回に逆転した時にはこれで勝ったと思ったのに・・・」と集中力の切れた終盤の守りを悔やんだ。
 前週の1回戦、準決勝、決勝を通じて四死球はわずかに2と抜群の制球力を誇っていた関は7回にマウンドに上がると別人のごとく乱調。自らの失策も重なり被安打3で3失点。もはや修正が効かない想定外の投球を演じた。「決勝では初回から調子の波に乗れなくて・・・。終盤には握力もなくなってしまった」と自らの経験不足を嘆いた関だった。
 
ヘルメットに震災支援のシール

 東北地方にも工場が立地するアルプス。5月15日の中越大会からブルーのヘルメットに「がんばろう!日本」のシールを貼って大会に出場しているナイン。「全国大会に出場して東北地方の仲間を励まそうと思ったんですがねぇ」と阿部正富監督(51)。経験不足という思わぬ落とし穴は大きかった。

 ▽決勝   (悠久山)
 茂助SP100|000|354|13
 アルプス000|101|000|2
 (茂)吉田−設楽
 (ア)関、金山、平石−小林幸
 ▽三塁打=設楽、戸板(茂)▽二塁打=田中、吉田、石田(茂)

 ▽準決勝  (同)
 バードック100|000|010|2
 茂助SP 000|012|00X|3
  (バ)土田、椿−大鷹
  (茂)高岡、吉田−設楽
 ▽二塁打=椿(バ)

 ▽同    (同)
 アルプス 000|000|100|1
 県庁クラブ000|000|000|0
  (ア)関−小林幸
  (県)富岡、杉山、阿部、荒木−津野

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